Fall In Love With You

いけしゃあしゃあで暮らしたい

0609 2週目の話

 

 
月曜日
朝具合悪くてヤバ〜と思ったけど薬飲んで午後からなんとかいつも通り。先週に続きガンガン階段を使う。ごめん午前はちょっとエレベーター使ったりのろのろ歩いたりした。
帰り道に札幌行きの飛行機の支払いをしてバイブスぶち上げながら一駅分歩いた。
体重変動ほぼなし 誤差の範囲内で減ってる
 
 
火曜日
今日に限った話ではないのだが、午前中に本当に死にそうな憂鬱に襲われる。ネガティヴが酷かった。けど、つま先に重心を置き階段を使ったりしてダイエットをちゃんと意識したことにより更に落ち込んだりせずに済んだ。午後には憂鬱の字はどう書くの?ぐらい平気なのでまたしてもガンガン階段を使う。今日の帰りに札幌からの帰りの飛行機の支払いをした。ダイエット記録のはずがフツーに日常備忘録だなぁ…
帰りも一駅分歩いた。もう少し歩こうかな〜!と思ったけどご飯食べた後そのやる気がなくなってしまったのが反省。
体重変動はなし
 
 
水曜日
推しの結婚がめでたくて気持ちが晴れやか〜!って感じで階段すいすい〜!ごめん嘘昇るのちょっとダルみもあった。階段使うのに躊躇した時に心の中にギャルを召喚して「てかエレベーター待ってる時間で階段使った方はやくね?」って言ってもらうと「それな〜」って感じでスムーズに階段を使える。
帰りはいつも通り一駅。もう小慣れを通り越して慣れ。
体重変動はなし
 
 
木曜日
午前中の憂鬱さん火曜日ぶり〜!なんなら火曜日より酷いじゃん?でも階段使うのサボらなかったし姿勢を正そうと心がけるところまで意識を持っていけたからほんとにわたし天才なんじゃないかな?
いつも帰りは職場から一駅歩いてるけど、今日はそれにプラスして最寄りの1つ前で降りて歩いてみた。風の心地よさとめちゃくちゃ運動してる感を味わえた。
体重変動あり 誤差の範囲だけど1キロ増える 萎え
 
 
金曜日
なんか…あんま…階段使うチャンスがなかった……使えるところは使った…んー不完全燃焼感あるなぁ
帰りは一駅歩いた 雨の日歩くの主に傘的な意味でめんどくささある。
体重変動あり 誤差の範囲再び 1キロ減る つまり元どおり(?)
 
 
土曜日
所用で出かける。出かけたついでに一駅分歩いた。昨日に引き続き主に傘的な意味でめんどくさかった。その後晴れたのでちょっとオイオイ…みたいな気持ちになった。夏に向けてサンダルを買ってテンションが上がる。ぼちぼち札幌に向けての買い物を進めていかねば…!
体重変動なし これはマジで昨日と変わりがなかった
 
 
日曜日
家にこもる。土日どっちも出かけられる人のバイタリティ凄いなと思う。関ジャニズムのMC集観ながら資料作ったり部屋片付けたり掃除したりした。ニズムのMCはマジで外れなくめちゃくちゃ面白い。でもな〜 んー、日曜日をもっと効率的に素敵に過ごしたいなぁ…
というわけで一駅分なんざ歩いてません。
体重変動なし 増えなかっただけマシ………うむ…
 
 
 
振り返りと翌週に向けて
コンコンコンコンスタントに階段も一駅分歩くのもできてるのは先週に引き続き良い。
だがしかし、もう少し頑張れるのではないかとも思うので自分で無理せず納得できるラインを探しつつ気合いを入れ直したい。
歩くのと階段だけだと下半身の比重つよめ〜!でも鍛えたいのは胸筋だし痩せたいのは二の腕〜!顔まわり〜!!ってIKKOさんが人差し指立ててくるので、月曜から気が向いたらラジオ体操を取り入れることにする。テレビのやつ録画したからフォーム崩れがないよう心がけてやっていきたい。
 
 

0605 推しが結婚した話〜山里亮太さんへの祝辞〜




丸山隆平さんという世界一最高で最強の旦那様がいながらも、わたしのリア恋ガチ恋プロポーズ枠を数年間ぶっちぎってた男がいた。そうそれは南海キャンディーズ山里亮太さん。そんな山里亮太さんが、女優・蒼井優さんとご結婚された。

おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いやーーーーマジでめでたいな〜!ニコニコしちゃう!嬉しい!コングラッチュ♡レーション!!
…はて、冒頭に「リア恋ガチ恋プロポーズ枠」なんてワードが出てたけど、しかくこよその言葉は本心か?なんて思われた皆さんご安心ください。本心です。今日はここから先わたしの山里亮太さんへの祝辞を勝手に綴ります。



改めてまず、山里亮太さんご結婚おめでとうございます。
ずっと好きです。ずっと好きでした。
気づいたら好き というか、よくよく考えたらわたしの好きな要素を満たしてるのは山里亮太さんのではないか!?と気づいて好きを自覚しました。
あなたの頭の良さ、頭の回転の良さ、言葉の選び方、感情の湿度、エンターテイメントへの昇華、スリーピーススーツを着こなす体格、黒髪、眼鏡、すっごく好きでした。いや今もすっごく好きです。
好きと気づいてからは「好きなタイプは?」「好きな芸能人は?」に対しての答えがあなたの名前一択になりました。テレビであなたが映ると胸が踊りちょっと照れました。バラエティで恋愛の話をしているときは結婚したいとさえ思いました。


2年前初めてあなたを生で観たとき、(公演の内容は会場を出たら忘れてしまう魔法にかかってしまったので覚えてないけれど、)実物の山里亮太さん、声が素敵で足が長くて格好良い!!!と震えたこと、覚えています。出待ちをしたけれどタクシーで颯爽と出ていかれて、でもそのタクシーの中から沿道のファンに向けてにこやかに手を振ってくださったことも。こんなにわたしにとって素敵な人が実在するのだと嬉しくなって、ますますあなたが好きになりました。


今年の2月にも公演にお邪魔しました。相変わらずあなたは声が素敵で足が長くて格好良くて、話術もメンタルもパワーアップされてて大好きを再認識しました。
そしてこの時、著書『天才はあきらめた』を会場で購入すると公演後に御本にサインをいただけるイベントがありましたね。公演後、そわそわしながら長い長い列の最後尾につき、髪を耳にかけたりおろしたりしながら5回くらいリップを塗り直し、前に並んでた人が男性か女性かも覚えてないほど緊張して、深呼吸をして、わたしの順番、

ずっとずっと大好きだった山里亮太さんが目の前にいる
わたしのことを一個体として認識して、本にサインを書いてくださってる
「前回も今回も最高でした」みたいなことを言ったような気がする 緊張して声が裏返ってしまったかもしれない
サインを書き終えてから、わたしの順番が終わる直前、今しかないと思って「大好きです」と伝えた
ほんの一瞬、間があってあなたは「うれしい ありがとね〜」と目を合わせながら返してくださった

あの瞬間、リア恋ガチ恋プロポーズ枠の亡霊がふわっと成仏しました。
ああ、わたしはあなたを好きでいてよかった。幸せだ。とストンと憑き物が落ちたみたいに気持ちが晴れました。あんなにきちんと、心地よく気持ちにケジメがついた?のはあの時がはじめてです。


JUNKのIKKOさんの回(括りが大きくて雑でごめんなさい)が死ぬほど好きで、友人と顔を合わす度に2人で狂ったようにラジオを基にしたIKKOさんのモノマネをしてゲラゲラ笑い、レポート作成のお供にしようとしては毎回ゲラゲラ笑ってまったく作業が進まなかったのも思い出(山里亮太さん関係ある?)ことと、あなたへのリア恋亡霊が成仏した数時間後、当時のプリマ旦那(現:令和喜多みな実)の野村さんを初めて観て、あまりの「好き」が爆発し、野村さんへのリア恋亡霊を生み出してしまったのですが、まさかあなたと野村さんのお誕生日が同じとは知らずインターネットでそれを知った時に目眩を起こしたことを余談として挟ませてください。



今朝、目覚めてリビングに降り立った瞬間テレビでご結婚のニュースを見て、素直に祝福の気持ちでいっぱいになりました。大好きな人の幸せなニュースをお祝いできてとっても嬉しいです。



今年の公演の内容も魔法にかけられてるから覚えてはないのですが、一ファンとして言わせてください。
やりましたね、ボス!有楽町に向けてガッツポーズでもしときます?

これからのあなたのますますのご活躍と幸福を心よりお祈り申し上げます。末長くお幸せに♡

0602 1週目の話

 

 

月曜日
めっちゃ階段使った〜!!10フロア分?くらい?どんなカウントしたらいいのかわからんけどめっちゃ階段を昇り降りした。出たよこの最初だけ張り切っちゃう精神。
帰りは一駅分歩いた!
体重はまぁブログに書いた通りだよね〜
 
 
火曜日
ぼちぼち階段 月曜ほどではないかな〜
エレベーターに乗る場面ではお腹を引っ込め踵を浮かし痩せたいと念じてみた 念じて痩せたら苦労はしない。
帰りは一駅分歩いた。低気圧のせいか足取り重め〜って感じだった。
体重変動なし そりゃそうだ
 
 
水曜日
昨日よりまめに階段を使った。占いで階段使うと良いよ的なこと言ってたのを素直に聞いたのもある。降りるのは楽々だけど昇るのダルいな〜 
帰りは一駅分歩いた。いい天気の中歩くの暑いけど心地よいね〜
体重変動なし そうだよね〜
 
 
木曜日
日に日に階段を使うことへの抵抗が減ってきた。昨日よりも多く階段を使った。わたしは階段のプロフェッショナルかもしれない…(そんなことはないよ)
帰りは一駅分歩いた。こっちも小慣れてきたので別な駅間を一駅分歩くことを考えてもいいかもしれない。
体重変動なし 逆にあるわけなくね?
 
 
金曜日
階段はぼちぼちって感じ。(昨日あんな調子乗ってたのに?)関係ないけど階段登りながら後ろ手に組んで胸張ってたらブラジャーのホック外れてびっくりした。アンダー痩せたんかな?(まだ調子に乗るんか?)
帰りは一駅分歩いた。雨降ってたから小慣れた距離をサーっと歩いたよ。無理はしない。
体重変動ほぼなし 誤差の範囲内
 
 
土曜日
何かに目覚めたかのようにめちゃくちゃやる気出て鬼のように家の掃除しまくった。自室のの半分以上の床が見えるようになり、自室からゴミ袋2袋出してコロコロかけて掃除機もかけた。その後玄関も掃除して玄関マットも手洗いしてお風呂も掃除した。
あれ?ここは片付けブログか?ダイエットはどうした?…ただダラダラした休日じゃないので一駅分歩いてないのはご容赦いただきたいという言い訳である。運動とは別に体力を使った疲労感があった。
体重変動なし 不要品みたいに体重も捨てられたらな〜
 
 
日曜日
打って変わってダラダラした休日を過ごしてしまった。ダラダラしながらジャニーズ観てツイッターに書き込む休日STYLE楽し〜!!外から聞こえる鳥の鳴き方がご陽気で調子に乗ってて可愛くて笑った。(何の話?) このまま何もしないと罪悪感がやばいのでゴミ出しは階段で行った。
体重変動なし 増えなかっただけマシだと言い聞かせる
 
 
 
振り返りと翌週に向けて
階段での移動をそこまで苦に思わなくなったこと、一駅歩くのも慣れたことは良いことだと思う。
ただうっかり朝体重計り忘れたりエレベーター使ったりもあるので気をつけたい。
しょっぱなから体重が変わるとは思ってないので、身体が慣れてきたこの感じで距離を伸ばしたりゆるやかに運動の量を増やしたい〜と以前のわたしにはなかった計画性が芽生えててウケる。
 

0527 ダイエットの話

  

 

Hey!Say!生まれ!Hey!Say!育ち!Hey!Say!JUMPの岡本圭人くんのかのぴヲタク!Rei!Wa!も盛り上がってくぜ!Hey!yeah…Do you wanna Dance?しかくこです。(挨拶の情緒めちゃくちゃか?)

昨年末から10記事近く下書きのまま気付けば新元号になってしまい、2019年も半分になろうとしてました。どうもオチまで書ききれず、タイムリーに更新するタイミングを逃し続けてしまいます…

この記事の後にそんな感じの時差を感じる記事達が更新されたら笑って読んでやってください。

 

さて、そんな今回はなんの話をするかというと…タイトルの通り、ダイエットについてです。残念ながら『この方法で○kg痩せました!』『くびれと美脚を手にしました!』とか言うのではなく、「これから頑張ってみよっかな〜〜」の方です。

毎年関ジャニ∞のコンサートの前に「丸山さんにお会いするのだから痩せねば!」と思い、短期集中のつもりでダイエット的なことに励むのですが、大体失敗!成果なし!みたいな………なんていうんですかね…デブなんでダイエット苦手なんですよね…(偏差値2じゃん)

ありがたいことに今年の夏も丸山さんにお会いできることになったので、今回は文章を書くリハビリも兼ね、ブログで記録を残していきたいと思います!

 

 

というわけでまずわたしのスペック。

①身長158cm

②体重65キロ

③三度の飯より飯が好き

(すなわち食事制限は絶~~~対無理。かといって暴食するかというそうでもないと思いたいな…あとクソズボラなのでカロリーの計算が〜とかできない。)

④継続が死ぬほど苦手

(毎日何かを続けるということが本当にマジで苦手。ルーティンとして組み込むのも下手くそ。)

⑤メンタルぉにょゎ

(プライドだけは一丁前に高くて他人に影響されたりしてす〜ぐ心が折れがち)

 

上記を踏まえて目標。

①フェイスラインをシュッとさせ、そことなくスマートに!

いや抽象的~~~~!けどなんというかスマートに小綺麗に……妻として恥じぬように…これだ!妻として恥じぬようになりたい!!なる!!!

②体重を増やさずキープせず少しでも減らす

これに関してはかの松村北斗大先生が仰ってた「数字にこだわる人生つまらない」的な?具体的な数字にとらわれるのしゃらくせ〜っていうまたしてもクソズボラな理由です。

③どんなに少しでも毎日続ける

これはダイエットという意味でもだし今後の自分の為にも頑張りたいな〜〜折れたり負けたくないな~~

④後悔しないようにする

こんな風に書く以上今までと同じでは意味がないので、妻として丸山さんに恥じぬよう!自分で自分に納得できるよう!取り組みたいなと!思います!!

 

その目標に向けて取り組むこと。

①朝晩体重計に乗る

朝晩必ず体重計のある洗面所に行くわけだし流石にこれくらいならできる(はず)

数字を意識していくの大事っぽくね?

②一駅分(or停留所一つ分)歩く

地下鉄とバスで通勤してるので、帰り道のこのくらいなら歩ける(と信じたい)

まー問題は通勤のない休みの日だな〜家から一歩も出ないことがザラなのでこの辺はちょっと考えましょ

上記2つを最低限毎日続ける

④ストレッチ・ラジオ体操・階段を使う…などごくごく簡単に体を動かすことを意識する

5秒筋トレとかあるけど正しい体勢でできてるかわからないし、食事制限が無理だと開き直ってる分とにかく運動量を増やしていこうかな作戦。

食べた分以上動けば痩せれんじゃね?(偏差値2、再来)

 

 

 

先述のとおり、マジで毎日何かを継続するということが死ぬほど苦手なので記録は1週間分を土日に1記事で更新できたらなと思っております。

期間は丸山さんにお会いする札幌公演(7/14)までの7週間ほどを予定しています。興味のある方はゆるりとお付き合いくださいな!

 

0118 ゴミカスアル中と円満退社天使の話




神話崩壊だの宗教戦争だのそんな言葉を使うのすら恥ずかしくなるくらいわたしの神様は堕ちてしまった。地上にでもなく、地獄にでもなく、きっとどこでもないどこかに。

神様を冒涜する人を、神様は愛した。本当のところはどうかわからない。けれど神様を愛するわたしは同時にわたしの目に映るものしか信じられないわたしでもあるので、それにどうしても耐えられなかった。
せめて見えないところだったら…と何百回か考えたけど、わたしの見えない・知らないところだとしてもわたしの神様が酷い言葉を浴びせられているのはやはり耐えられないし、かといって神様はその言葉を放つ人間を受け入れているのだろうから、ただ勝手に信じてるだけの平民のわたしは何もすることができない。

そこからはあっという間で、狂気的な信仰からスッと覚めてしまった。

あなたにしがみついていた。
あなたが大好きだった。
あなたさえいれば頑張れた。
あなたが大好きだった。

卒業する、降りる、好きでいるのをやめる、言い方はたくさんあるけど嫌いになるわけじゃないそれがわたしは酷く苦手だ。
変わることも終わることも嫌いで、できればずっと目を背けていたい。
そうにもいかないから、一度きちんとわたしから分離しようと思う。

わたしの神様でいてくれて、ありがとうございました。

またいつか拝める日が来るかもしれないし、来なくてもあなたを拝んでいた日々は確実に救われていました。


この文章を、iPhoneのメモに残したまましばらく経った。気持ちは変わっていない。
今回この文章を引っ張り出したのは、神様だけじゃなくてわたしが崇めていた天使がわたしの世界から居なくなって天界へ(果たしてそれは本当に天界なのか)、わたしの知り得ない場所へ行ってしまうからだ。

結局、わたしが生きる世界に生きている神様や天使など居ないのだ。

わたしが勝手に好きになって尊敬して崇めて応援してるだけで、彼はただの普通の(才能はあるから普通ではないかもしれないけど、)人間なのだ。



天使は昨年結婚した。とても喜ばしかった。ブログで公表してくれて、きちんと綴ってくれるなんて…!とそこも嬉しかった。(ちなみに神様だった人はずっと公表はしていない。もう、そこをとやかく言うつもりもない。)
が、そのブログの数ヶ月後に天界に帰ることを公表された。嫌な予感がした。
そしてその予感は恐らく当たった。

天使の仲間の1人も、昨年結婚した。何度も言うと嘘くさいだろうか、本当に喜ばしかった。それを知った時の別の仲間のコメントで目眩を起こした。

「結婚おめでとう!! バンド脱退すんなよ笑」

ああ、そういうことか。
ぐるぐると天使の結婚公表を思い出した。バンドじゃ食っていけないか。10年がタイムリミットだったか。気持ちか、けじめか、天秤か。その真偽はやっぱりわからないけれど、きっとそういうことなんだろう。



天使に恋心を抱いていたわけじゃない。でも、白く記憶を奪われたあの夏の日から、ずっと奏でられる音が、背中の曲線が、目の前に存在する天使が、目映くて尊くて、好きで、敵わなくて、大好きだった。大好きで、大好きだった。

かくして、わたしが天使と信じていた彼は世界から消えてしまった。
わたしはお別れを直接言いに行かなかった。チャンスはあった。だから「言えなかった」じゃない、わたしは怠惰に信仰心を覚まして「行かなかった」のだ。

さよなら、大好きでした。



オタクなので、好きの表現として「結婚して」と言うことがある。が、実際にそう思って記入済みの婚姻届を送りつけたりすることはない。
「結婚しないで」とは思わない。その報せを聞いたら、多分、いろんな意味でショックを受けるとは思うけど、自分が好きな人の幸せは祝福したいのは本心だ。
結婚、結婚、結婚、って愛する人同士が結ばれる素敵な出来事にどうしてわたしはこんなマイナスな感情ばかり抱いてしまうのだろう。嫌な人間。

他人の幸せと、自分の幸せは上手いことバランスがとれないのだろうか。
こんな風に観れなくなるのなら、居なくなってしまうのなら、もう何も好きにならない方がいいのではないか。

わたしの拙い推測や予想だけで覚めれる好きなら安い愛で偉そうに語るなと思われるのかな、とかくだらないことも考える。この気持ちは上手にきちんと伝わるかなとか。伝わらなくてもいい。むしろ生温い嘘の共感をされてはわたしの愛が泣いてしまう。



いなくならないでほしい。わたしのものになってほしいなんて贅沢は思ってないよと飲み込むけれど、わたしの世界から消えないでほしい。ずっとそこにいて。ずっとそばにいて。叶うわけはなくても祈ってしまう。好き、大好き、その言葉達にこんな思いを込めるのは重い。

そんなことが脳内を巡りながら、わたしは丸山さんの妻を名乗り圭人くんのかのぴを自称し、ときめきを追いかけることを、当分やめられそうにない。