Fall In Love With You

いけしゃあしゃあで暮らしたい

0902 船に乗らず眺めてる話

 

 
ジャニーズウェブの上田くんの個人ページがめちゃくちゃに面白い。言葉の選択や感覚、距離感も秀逸だ。上田くんってあんな面白い人なのか、コンサートのMCでもあんな感じなのか、だとしたらKAT-TUNコン尚更入りたい、などと考えてニヤニヤしてしまった。
 
 
わたしは現在丸山さんが好きで、関ジャニ∞が大好きだけれど、分かりやすくジャニーズにキャーキャーしたのはKAT-TUNが初めてだったと思う。
およそ10年前。小学5年生くらいの頃、昼休みはごくせんごっこをしたし「絆」が一小節歌えるだけで盛り上がり、少女漫画に載ってたカラーの顔写真付きプロフィールを舐めるように見て「わたしは亀梨くんが好き」「田口くんは背が高いね」なんて話をした。わたしはその当時は亀梨くんが好きだった。けれど、お笑いのが好きだったし亀梨くんは至極当たり前みんなの人気者で、クラスの中心っぽい子が好きと言ったら他の人は亀梨くんを好きなんて言えない空気だった、ような気がする。同担拒否では、ないけれど(笑)
それからしばらくして「Real Face」が出た時はクラスの朝の合唱で歌ったりした。その頃にはわたしは田口くんのことが好き、と口に出すようになっていた。KAT-TUNはみんな格好良いと思っていたけど、背の高さと笑顔に惹かれた、はず。この頃に多分わたしはすばるくんの存在を知る。(気になったお暇な方は昨年の丸山さんのお誕生日に綴ったブログを参照ください)けれどやっぱりわたしはしがないお笑い好きの小学生だった。あーでも有閑倶楽部は田口くん目当てで見ていたなぁ。
当時KAT-TUNをテレビで見ない日は無かったと言っても過言ではない。お笑いヲタクからジャニヲタとなった今の言葉で言うのなら、好きと言って追いかけずとも供給がある なんてところだろうか。シンメという文化を知らずとも亀梨くんと赤西くんはセットという認識だった。
 
 
時を経て、ろくに記憶がないが赤西くんと田中くんが抜けた。赤西くんが抜けた時はなんというか、亀梨くんの隣に誰が立つんだろうとか思ったような気がする。田中くんが抜けた時はびっくりした。そんなことあるんだ、と思った。
けど依然わたしはお笑いヲタクとバンドのおっかけに命を燃やしていた。ジャニヲタの友人もいなかったので全くなんの関わりもなかった。4人のKAT-TUNにも見慣れてきて、毎週日曜はなんだかんだでシューイチを見て中丸くんの器用さに関心した。歌番組でたまに見かけては全員格好良いなぁと思った。
そして更に時が経ち、わたしは丸山さんを好きになった。ジャニヲタになってからもわたしとKAT-TUNとは関わりもないものの相変わらずKAT-TUNは格好良かった。そんな矢先に田口くんが抜けるという知らせが飛び込んできた。(このことに関しては昨年の12月にぬるっとしたブログを綴っている。)びっくりした。田中くんが抜ける時のびっくりとはまた少し違ったびっくりだった。田口くんを担当してる人、KAT-TUNが好きな人の気持ちを思うと未だに少し苦い気持ちになる。何故だろう、ってわたしが一瞬でも曲がりなりに田口くんを好きだったからもあるだろう。何度味わっても、熱が冷めたとしても、いなくなるこの感覚だけはどうしても慣れなくて寂しくて、嫌いだ。
その後KAT-TUNは少クラプレミアムでわたしの神様のようなドラマーとわたしが生き甲斐だと追いかけるバンドのギタリストと共演した。KAT-TUNはやっぱり格好良かった。格好良いという言葉がすごくよく似合うグループだとつくづく思った。そしてその後に、田口くんはKAT-TUNからいなくなってしまった。
 
 
春の10ksコンのレポがTwitterのタイムラインに溢れてきた頃、同時に懐古するお姉さん達の言葉も多く見かけた。読めば読むほどKAT-TUNはすごかった。否、KAT-TUNはすごい。格好良くて、可愛らしさもあって、面白くもあり、暖かくもあり、強いそのグループはなんで充電するんだろうレベルの凄まじさだった。
充電期間に入ってもハイフンのお姉さんお嬢さん方の懐古及びKAT-TUN愛の勢いは止まらずネットのニュースで「KAT-TUN 活動休止中にもかかわらず人気急上昇」の文字を見かけた時はKAT-TUNと同時にハイフンの方々の強さを感じた。ハイフン格好良い。
 
 
そして少クラでJrの面々が披露するKAT-TUNの楽曲の素晴らしさに打ちひしがれ、とうとうシングルを買ってしまった。毎日のように聴いている。戦闘力が、上がったような気になる。たまに泣きそうにもなる。関ジャニ∞とはまた違うエネルギーを感じる。どちらもわたしの背中を押してくれる大切なものだ。
 
 
 
KAT-TUNの充電はいつ完了するのだろうか。待ち遠しい。一度でいいから生で彼らを観たい。彼らの充電後の出航をこの目で見たい。彼らの船に乗りたい。耳元から流れているGOLDを、ドームで聴きたい。
 
 
さてはて、上田くんにメッセージを送るにはどうしたらよいやら。
 
 
 
まで書いてタイミングを伺い投稿しないままいたら、9月初めてのランチタイムに衝撃が走った。
 
田口淳之介さんがソロで活動開始。
 
なんというか、まぁ、うっすらぼんやりみんな頭の片隅にあったんじゃないかな、と思うけど開いた口が塞がらなかった。
わたしは堂々と偉そうに、その活動や決断にとやかく言えるような立場にいないけれど、思ったことを言うのなら「どういう気持ちでそう言ってるの?」である。人間の気持ちって言葉にしきれないし言葉にしたって誤解を生むし100パーセント伝わるわけないんだけど、田口さん(なんだかくん呼びはふさわしくない気がした)の言葉はあまりにも足りなすぎるのではないか。
 
ソロで活動する田口さんを応援するしないの話ではない。KAT-TUNという大きな船の中の話だ。結論は出ない。わたしはここまで何を長々書いてるのだろうか、寝よう。